BIMで比較するシステム天井
011年3月11日、東日本大震災が起こり、沢山の方が亡くなった。
国土交通省は、この震災に依り、多数の建築物に於いて天井が脱落し、かつてない規模で甚大な被害が生じた事を踏まえ、『建築物における天井脱落対策試案』に関する意見募集をしている。詳細はこちら
 
在の分離発注方式を主とする日本の建築に於いて、設計段階で、天井内の空調・衛生・電気と建築の調整が確りと取れている物件は、時間と予算の関係から不可能であろう。従って、建設会社が受注後、施工段階に入って、施工図で検討し納めて行くのが、現在の日本の建築の大半である。
更に、主要構造体(柱・梁・床スラブ等)ではない天井が、構造的に満足されていない事が、今回の意見募集と思われるが、問題は、現状の検討方法が、二次元的検討で行うしかない点にあり、解決に至る事が不可能と思われる。
逆に、三次元的検討として、今回提案するBIM利用をしても、中々難しい問題である。
以下の動画は、空調・衛生・電気を未反映の3D画像で、建築のみの検討であるが、まずは、この段階から検討して行くべきであろう。
2013年7月23日にアップロード
 
、使用されていたラインタイプのシステム天井は、天井ボードの落下があったようで、現在の主流は、グリッドタイプのシステム天井である。(※グリッドタイプについては、柱・梁・壁を全部RCに変えて表現してあるので注意)
この動画は、分かりやすく見てもらうために、天井ボードを消し、下地のみが見えるようにしてある。初めにラインタイプ、後半はグリッドタイプである。補強のブレースは、設備との調整をした後のものであるため、変則的に入っているように見えるのだが、、いかがであろうか?
 
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